飯島町議会議員 おりやま 誠 公式ホームページ

2023年12月定例会一般質問

遅くなりました。

新町長が誕生し、初めての一般質問を行いました。

就任後1か月の町長に少し遠慮しながら、それでも公約の核心や町民の要望については考え方を質しました。

以下はその議事録用の早出し原稿で校正前のものです。誤字脱字はあると思いますが内容は伝わると思いますので公開します。

 

議事録早出し原稿

折山議員  それでは一般質問をさせていただきますが、ここで議長のお許しを得て、質問順序を質問事項2から順次行っていって、1については最後の質問とさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか。

議  長  はい。

町長、よろしいですか。

町  長  はい。

議  長  2番から始めるそうです。

折山議員  準備のほうはそんなふうでお願いします。

質問に入る前に、私は最後です。ずっと昨日から今日まで、各議員の一般質問、それから町長の答弁をお聞きしてきて、議員の皆さんも就任直後の町長に聞くのはなかなか酷かなという思いで、皆さん、ちょっと緩めの質問が続いてきたのかなというふうに思います。

でも、申し上げたいのは、行政経験がそれなりに豊富であり、また民間での経験も併せ持ってここへ上ってこられた町長、普通は1期目ですと、多分、今までの質問に対しては課長たちが代わって答弁する機会が多かったのかなと思うのですが、全て自分の言葉で信念を持って語られてきた、その姿勢については感心しながらお聞きをしておりました。

私も、心苦しいのですが、行政は切れ目ない継続が求められております。町民の声をこれからお伝えしながら伺ってまいりますが、これまで同様、町長の言葉で私の質問に対してもお答えいただけるようにお願いを申し上げまして、質問事項の2 七久保診療所再開に向けた取組について伺います。

質問要旨、任期中に再開したいという公約の道筋はついているかについて伺いますが、今申し上げましたとおり、おおむねの道筋で結構かと思います。

七久保診療所が医師の高齢化により休止してどのくらいたつのでしょうか。随分と長い間、休止となっております。

この間、私も一般質問や所管課との予算審査、決算審査の折にどうなっているのかなということでお伺いをしてまいりました。その都度、所管部署では医者の確保に努めているのだけど赴任していただけるお医者さんが見つからない、こういったようなお答えでございました。

一方で、予算では、毎年度、七久保診療所費が計上されていますが、感想として、これまで診療所再開に向けた町の情熱や動きをあんまり感じ取ることはできませんでした。

私自身も区民の皆さんから診療所はどうなっているのだっていう質問をされるたびに、町も努力しているのだけど赴任していただけるお医者さんが見つからない、このような状況で、もう少しお待ちいただきたい、こんな苦しい言い訳を繰り返してまいりました。

しかしながら、さきの町長選挙に際しまして、七久保地区での演説会の折には、地域の医療は大切であり、当選したら私の任期中に七久保診療所のめどを立てたい、現在、複数の医師とコンタクトを取っている、こういったような旨の力強い言葉をその場に井沢民は受け取りました。この間、地区の高齢化は進み、交通弱者が増加している中、通院に苦慮している地区住民は激増しておりまして、区民はこの言葉に大きな期待を寄せているところでございます。

さらに、この23日の長野日報によれば、来年の2月には昭和伊南総合病院が紹介受診重点医療機関に指定をされる見込みとなったそうであります。そうしますと、紹介状を持たずに受診するときの初診料は7,000円以上への引上げが義務づけられます。報道によれば、6月から紹介状を持たずに受診すると、これまで1,100円だった初診料が7,000円へと引上げになるのだということの報道になっておりました。再診の場合も同様に引上げということのようであります。

こうした観点からもますます診療所など地域医療の重要性が高まってまいりました。

七久保診療所再開に向けた取組について唐澤町長のお考えを改めて伺いたいと思います。

議  長  こっちへ……。

〔唐澤町長登壇〕

町  長  七久保診療所再開、任期期間中の道筋はついているのかという御質問でございます。

選挙運動期間中に区民の皆様からは、もう10年も地域の医療がないということでいろいろと要望をいただいてきましたので、私もいろいろ関係する皆様に御相談申し上げたところ、地域医療に取り組みたいという意思を持っている医師の方が1人いらっしゃいました。

また、町内でも関係する方が七久保にはお医者さんがいないので紹介してもいいですよというような御意見もいただきまして、そういった状況の中で、これは七久保にもぜひとも診療所をと考えて、いろいろな場所でお話をさせていただいたところであります。

以前にも七久保診療所の医師については何人か打診がありましたけれども、その都度、なかなか成果が上がってこなかったところであります。

今は、いろいろな介護施設等も医療機関と結びついた、そういった介護施設が北信のほうでは大変増えてきています。南信のほうにはそういった福施設がないということもありますので・・駒ヶ根に1件ありますけれども。

ですので、やはり地域の中に、福祉、介護、医療、こういったものがきちんと整った場所で幾らしていくことが非常にこれからは重要になってくると思いますので、そういう意味でも、ぜひとも七久保地域に診療所の復活を考えていきたいと思っております。

その前には、医療圏調査ですとか、状況をきちんと把握しながら建設に向けて準備を進めていく必要がありますので、まずは調査をやってまいりたいと、それと、もう一つは、打診のあった先生方にも積極的に働きかけまして、ぜひとも飯島町に来ていただくような取組もしていきたい、その2本柱で進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

〔唐澤町長降壇〕

折山議員  この件については、医師という相手方のある案件ですので一朝一夕っていうふうには進まない、また、特に今まで昭和伊南総合病院の話をお聞きしておりましても、田舎へ来るには奥様がまず反対っていうような、いわゆるお医者さんの私生活に絡んでなかなかお医者さんが情熱を持ってこちらへ来たいと思ってもいろんな制約の中で来られない、そういった個々の大きな事情も関わってきますので、今の町長の思いが七久保区民には伝わると思います。

ただ、振り返ってみますと、飯島中央病院でしたっけ、飯島中央クリニックか、今の宮下副町長がかなり専任的な枠割を担いながら、かなり力をそこへ注いで成果を上げてきたっていうケースもありますので、ちょっと本腰を入れる段階になりましたら、ぜひそういったような専任的な考え方も併せ持っていただくと相手の御家庭の中まで入り込んだ招致ができるのかなと思いますので、今回はこれ以上申し上げませんが、この後も進捗状況につきましては一般質問を通じまして引き続き伺ってまいるということにして、次の質問へ移ります。

 

質問事項3「会計年度任用職員の処遇改善を」。

質問要旨、同一労働同一賃金に向けて、新年度は会計年度任用職員の大幅な賃金アップを。これは平成30年3月に私の一般質問に対する副町長答弁の確認、これについて伺っていくということにしてあります。

ちょっとすみません。(水を飲む)

この件につきましては、平成30年の前年、平成29年にも同趣旨の質問をしておりますので、私は今回で2人の町長に対して3回目の質問ということになります。心の中に深く刻んでいる内容であります。

唐澤現町長には、当時の副町長として町長に代わって私の質問に対する答弁をしていただきましたので、その折の記憶を呼び戻していただくために平成30年3月当時の私の一般質問を繰り返して申し上げたいと思います。

かいつまんで申し上げますと、同一労働同一賃金に向けては、世に問われている格差以上の格差が当町職場には現存していると思われることから、昨年に引き続き再びの質問とさせていただきますと申し上げました。

厚生労働省のホームページによれば、いわゆるパートやアルバイト、契約社員、派遣社員、嘱託社員などが非正規雇用労働者に該当するということでありまして、役場では臨時・嘱託、今でいう会計年度任用職員が非正規雇用職員ということだと思います。

同じく厚労省のホームページによれば、この当時のですよ、平成26年度の数字ですが正規と非正規との賃金格差は、年齢全体では正規に対して非正規は63.9%の格差だそうであります。

さて、当町の賃金格差の現状はいかほどでしょうかということを伺いながら、その当時の私の感じていたのは、町の嘱託相当職員は専門職化しており、臨時相当職員は恒常的に正規職員業務の穴埋め的な職種ではないかと感じておりました。実際にそうだと思います。

責任の軽重はあるのでしょうが、恒常的に非正規職員の皆様には複雑かつ重要な実務を任せてきたように思います。私自身がそうでした。

また、町民から見れば職員は正規、非正規の別なく役場の職員であり、対応する職員には差のないサービスが求められるものと思われますし、現実にそうなのです。内容によっては非正規の皆さんにしか説明できない、対応できないような個別案件もあったように思われます。

格差是正には当然財源の確保が必要でしょう、一気には困難でしょうが、段階的に格差是正に努める姿勢を強くこのときには求めました。

働き方改革など、財政難を理由に便利に雇用しながら安価な人件費にあぐらをかいていることが許されない時代、それが訪れてきたのではないでしょうかということで伺いました。

2018年3月にこのように伺ったところ、唐澤町長のこのときの答弁は、2020年4月・令和2年ですね、会計年度任用職員制度に移行する、それに合わせて処遇改善を検討していくのだ、こういうお答えでした。

現在は嘱託、臨時の呼称ではなく1種2種3種の別でしょうが、処遇の実態は従前と大きくは変わっていないものと思います。なぜなら、CEKの音声告知を聞いていれば、保育士、給食調理員など、度々の募集放送がされていますが、にもかかわらず、昨日来の教育長の答弁をお聞きすると、保育士の確保が難しい、学校給食の調理員さんも来手がない、そういった報告がございます。

原因は、先ほどの議員のほうからもありましたが、職務内容に対してあまりに低い処遇の結果ではないかと感じるものであります。扶養控除額の制約もあり、個々の都合もあるかと思われますが、基本は同一労働同一賃金かと思います。

私は、唐澤町長が誕生したことで、ようやく唐澤当時副町長と私の当時の約束、大幅な改善を検討することを果たしていただくときが来たと考えております。

近隣自治体と横並びではなく、当町が率先して引上げを行い近隣自治体に波及させていくことを改めて強く求めますが、お考えはいかに、お答えください。

町  長  今資料を見させていただきまして、私も平成30年当時答弁した内容を確認しております。

当時ですと、嘱託職員の皆さんは8割~9割、臨時職員の皆さんは6割~7割という賃金水準だったかと思います。

令和2年から会計年度任用職員に制度が移行しまして、先ほど申しされたように1種から3種までの区分で賃金体系を持ちながらお勤めをいただいているところであります。

同一賃金同一労働、同一労働同一賃金、そういったことは、まさに目指す方向だと思います。

この間、4年たちますけれども、会計年度任用職員の制度についても段階的に改善をさせてきていただいているところであります。

特に、令和3年末から4年にかけて、保育士、調理員、そういった方たちの身分の見直しと給与改定を行ってきたところでございます。

また、令和5年には、保育士への処遇改善として町独自に保育士の定着支援事業ですとか宿舎支援事業、そういったものも創設して改善してきました。

また、令和6年、来年ですけれども、先ほど教育長が答弁して副町長が補足しましたけれども、保育士正規の枠を広げていくということを検討しているところであります。

いずれにしましても、町の財政状況もありますし、またいろいろな諸般の事情もありますので、そういったところを勘案しながら、できるだけ同一労働同一賃金の方向に向けて改善してまいりたいと思います。

取りあえず今検討を始めているのは、勤勉手当等々の手当の対象者の拡大、そういったところを具体的に進めてまいりたいということで、準備ができた段階でまた議会にもお示ししながら、御提案しながら進めていきたいと考えております。

折山議員  財政のことがまず出てくるかと思いますが、大事なのは、やっぱり処遇で差をつけてはいけないっていうことをまず思うのですね。

それで、今6割~7割っていう時給単価っていう話がありましたが、ちょっとそういうふうには感じないのですよね。時給をちょっと審査の折に具体的にお伺いし、書類を見ていると、そういった6割7割という数字がどういうふうな根拠で出てくるのか、この場でなくて結構ですので、その根拠をまた議会へ図っていただくときにお示しを願いたいな、印象としては、とてもそこまで行っていないのではないか。

それで、私の今回の質問は、質問要旨のとおり、処遇の中の賃金の引上げについての考え方を伺っておるわけなのですが、質問事項そのものは処遇の改善なのです。

それで、ちょっと私自身も通告の範囲を超えるかと思いますので、答弁の用意がなければお答えは結構なのですが、一応伺ってみます。

現処遇の確認だけさせていただきたいのですが、この制度の導入によりまして、1つ、賃金の設定や昇給制度、休暇の取得など、一部の待遇において明確なルールが設けられたということであります。

給料は常勤職員の初任給月額を基に計算されるということになっています。昇給や前歴換算も導入されているのが以前までとの大きな違いであります。時給制で報酬が支払われてきたときと比べると、フルタイム勤務の職員にとっては大きな変化があるというふうに考えられるそうであります。

2つ目、さらに週15時間30分以上の勤務であれば、これは8時間労働なら2日間ですよね、週に2日間。そういう勤務であれば期末手当の対象なのですということです。フルタイム勤務の場合は、地方公務員等共済組合保険への加入や退職手当の支給も導入されております。

3番目、休暇に関しても国の非常勤職員と同様の待遇が認められており、年次有給休暇に加えて特別休暇の取得も可能という制度のはずです。

こうした新制度の処遇は、当町では適正に的確に運用されているのかどうか、分かればお答えいただきたいと思いますし、質問の範囲を超えていると認識しておりますから、またこの後の説明でも結構ですが、あればお答えいただきますが……。

相談しなくてもいい。(笑声)ちょっとこの次にしてほしいっていえば、そうします。(宮下副町長「じゃあ分かる範囲で。よろしいですか」と呼ぶ。)

副町長  休暇は、多分そのとおり行っているというふうに思っております。

それで、手当、期末手当、15時間30分だったか20……。ちょっと記憶は曖昧なのですけれども、1種2種は出ているというふうに思っています。3種は出ておりません。その辺の改善はこれからしようと思っておりますので、それは私も承知をしております。

先ほど言われたあとのところは、大体のところはクリアをしているかなと思うのですが、ちょっと正確ではないので、私の今の記憶だけで言っているので、後でまたお示しをさせていただきたいと思います。

折山議員  長い昔を振り返ってみれば、私が委員長、宮下副委員長、唐澤書記長っていうことの中で、私は平の職員でしたが、当時は職員の処遇改善についても時の理事者とかなり厳しくやり合ってまいった記憶をお二人ともお持ちかと思います。職員の処遇についてはいつも唐澤現町長以上に、やはりきちっとした対応をしていかなきゃならないなっていうのは今日まで変わらない姿勢ですので、またこれについては質問させていただくときが来ようかと思います。

ということで、今度は質問事項4だね、4へ移ります。

「昭和伊南新総合病院建設に向けた交通環境整備を」という質問項目。

質問要旨は、4年後の開業を目指して進んでおります新病院について、利用者の利便向上のため、最寄りのJR駅と病院を結ぶバス運行など、今から関係首長と、ぜひ町長に協議を進める考えをお持ちいただきたいということについて伺ってまいります。

現の病院と異なり、新病院はJRの最寄り駅に近くなってJRの利用者も増えるのではないかなということが予想されます。

しかしながら、先ほどの町営住宅の1階から2階の移動、運動のためにという入居者もおられたようなのですが、当然環境がよければ最寄り駅から新病院まで健康のために歩こうという方もいらっしゃると思うのですが、そうではない方、高齢による歩行困難の方や雨天時、積雪・降雪時、こういった通院者の危険回避、こういったことを考えますと、やはり何らかの対策が必要かというふうに思われます。

そこで、今から中川村、宮田村、駒ヶ根市の首長と協議を進められて、最寄り駅と病院を電車の時刻に対応して往復する無料の送迎バス運行、これをぜひ働きかけていっていただきたいな、こういったものであります。

私は、昨年度までの2年間、伊南行政組合の議会議員ということもありまして、病院に関係する会議の折には、事務局に対して、ぜひ事務局から4つの市町村の首長さんにそういったことでの視点の検討も働きかけてほしいということを折に触れて発言してまいりました。

しかしながら、よく考えてみれば、病院建設の担当者って、もう膨大な職務を持ちながら負担金の折り合いまで行わなければならないので、ちょっとそういった話に関わるほどのエネルギー、余力がないのかなというような気がするものであります。

そこで、まだ首長間でそういった議論は、町長は就任されてからまだそういった場面の会議はないかと思いますが、出ていないと思うのですね。4人の首長さんがお集りになったら、そこも視点に入れた働きかけを飯島からぜひ発信してほしいな、何とかそのことで開業と同時にそうしたピストン運行ができれば随分と通院する皆さんについては利便の投資になるのかな、こんなことを期待申し上げながら、働きかけ、町長のお考えを伺います。

町  長  この間、何回か伊南行政組合の首長と話す機会がございまして、病院の建設についても話題になっているところでございます。

駒ヶ根市も福岡駅前の改修を含めて病院からのアクセスを改善していくという取組をしていくということでありまして、それに合わせて病院とJRを結ぶバスについても検討していきたいというお話を聞いております。

伊南でしっかりとそういった点を共有しながら、各町村の事情もありますので、そういったものもうまく組み合わせて、できるだけ利用する皆さんが安心して病院に通えるような仕組みをつくっていきたいということでそれぞれに働きかけていきたいと考えております。

折山議員  お礼は言わないことになっておりますので、ただいまの発言に期待をしてまいります。

戻りまして質問事項の1 レディースファーム、これは女性が起業するっていうものではないということの確認ができておりますので、女性の多様な農業参画という意味合いの中で、その環境整備を、この質問項目に入ります。

質問要旨なのですが、女性の農業参画の視点、それから体験型農業観光振興の視点で公共トイレの増設整備を、についてなのですが、伺いたいと思います。

ただ、こういう視点での公共のトイレの整備っていうことは今までどこにも出てこなかったと思いますので、これは投げかけます。ですから、そういった視点での検討を求める農業者の声があったということで受け止めていただければと思いますので、考え方について町長があればお伺いするし、今後の検討解題だとすればそのままで結構ですので、一応申し上げます。

町全体をレディースファームという形にして女性の農業参画を多様な形で促しながら育てていくためには様々な環境整備が必要かと思いますが、今回は、今申し上げたように、ある農業者の声を受けて公共トイレの整備に的を絞って伺うものであります。

この方は御夫婦なのですが、繁忙期には女性を雇用して土地利用型の農業経営を行っている方でありますが、困るのは女性のトイレだそうであります。

それで、この方のお話を聞いておりますと、これまでにも何回か議員のほうから飯島町の公共トイレは少な過ぎるぞという質問が過去に出てきた、二、三回あったような気がするのですが、この農業者の方もよその市町村に比べて公共のトイレが少ない、あるいは閉鎖しているトイレが多いというような感想を持つそうです。

それで、作業中にトイレに行こうとすると、例えば本郷のどこか下の段のほうにいて本郷池へ飛んでいくと駅にはトイレがない、それから慌てて海洋センターまで登ってきたら外のトイレはあるのだけど鍵がかかっていて、多分グラウンドを使用するときのために解放するトイレかなっていうことで、そうすると、またそこから今度は道の駅まで飛んでいく、こういったことになるそうであります。

時間的なロスというものもあるし、それぞれの生理現象の我慢の限界ということとの闘いに苦慮しているそうなのであります。

町は女性の多様な形の農業参画を掲げております。その女性に言うには、男の衆からはそこら辺でやりゃいいじゃねえと言われるのですけど、そんなことはとてもできないと、考えてほしい、こういった強い要請でございました。

公共施設等へのトイレの設置だとか、昔は本当に落書きとかいたずらとか、中には火をつけているっていったようなことで極めて治安的に閉鎖も無理ないなって思われるようなことが多かったわけなのですが、ここのところどこを見ても割合きれいなのですよね。落書きもなければ、大分世の中が平穏になってきたのか、そろそろ信頼して開放できるときかなというふうに思われるので、こういった声があって、このことにより女性の農業への参画を促せるという希望の声が寄せられましたが、お考えがあれば伺います。なければ結構です。

町  長  レディースファームに限らず、やっぱり公共トイレが非常に少ないと自分も感じているところであります。

特にJRにつきましては、つい先日も高遠原のトイレが閉鎖されたところであります。しかも、今度は順番的に飯島駅のトイレが閉鎖される、廃止されるということも聞いておりまして、使った方もいらっしゃると思いますけど、中を見ていただくと、もうガムテープでタイルが貼ってある状況でして、非常にトイレとして使うには厳しい状況があります。

そういったことも含めて、公共的なトイレについては整備を進めていく必要を感じております。特に、農業関係だけではなくて、今はいろいろな地域を周遊していただく観光客にとってもトイレがないという意見もあります。そういったことから、すぐにたくさんは整備できませんけれども、できるところから要望をお聞きしながら、公共トイレについては整備を進めていきたいと考えております。

折山議員  待ったなしの多くの解題がある中で前向きな御答弁をいただきました。一つの解題として受け止めていただいて、またその整備に御尽力をいただければということを申し上げて、私の一般質問を終わります。

 

2024/1/25 おりやま誠

 

更新日2024/01/25おりやま誠

町議会議員 おりやま誠(まこと)

折山誠 おりやま誠の公式ホームページへおこしいただきありがとうございます。
このホームページは、飯島町町議会議員”おりやま誠”の議員活動の公表はもとより、飯島町の魅力を情報発信し、時には抱える悩みもお伝えしてまいりたいと思います

ごあいさつ

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