伊南4市町村議会議員研修が7/4日に宮田村で開催されました。
明治大学 牛山久仁彦 教授 による「地方自治をめぐる現状と課題」では、地方自治体は、人口減少対策を地域間で移住者を取り合う政策ではなく、自治体ごとに出生を増やす環境づくりなどの政策努力が必要と語りました。
また、議員のなりて不足から、小規模自治体で議会を持たず住民会議で決しようとする検討など、議会の役割を縮小する議論が先行することに疑問を投げかけ、住民代表たる議会の地域の認識・首長との健全な競争関係・地方分権に対応した議会機能の強化を進めるべきと説かれました。
講演会の様子講演会終了後、フィールドワークで宮田村の旧道沿い市街地を散策しました。歴史を語る案内人による説明と、歴史を感じられる建物が今なお多く連なる旧伊那街道が魅力を醸成し、多くの市町村ではシャッターの降りた街中商店街が多い中、元気よく営業している店舗が多いことに驚きました。